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偏平足の方が治療で受診するのは、病院の何科なのでしょうか

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偏平足の方が治療のために病院を受診する場合には、何科になるのかといえば、整形外科か形成外科となります。
そもそも偏平足とは、土踏まずがない足のことです。
特に痛みがなければ、病院の何科にもかかる必要はないのですが、痛みがなくても歩きにくかったり、疲れやすいなどの症状がある場合には一度病院を受診されることをおすすめします。
 土踏まずがないことによる歩き癖の影響で、膝や腰が痛くなったり、外反母趾になる場合もあります。
神経痛などの症状を伴う場合に何科を受診するのかというと、整形外科が第一選択肢となります。
特に激しいスポーツを行なっていなくても、偏平足の方は長時間歩いたりするだけで、疲労やアキレス腱炎症などを引き起こす場合があります。
 偏平足は先天的な要因が大きく、外傷など何かしら一時的な要因で起こる可能性は低くなっています。
整形外科の中には、靴外来という専門外来も存在しており、治療と併せて完全オーダーメイドで靴やインソールを制作してもらうこともできます。

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 偏平足の治療法については、足の筋肉をつけるという方法が有効です。
そもそも発生するメカニズムが、足のアーチを支えている靭帯や筋肉が弱くなってるために起こるものだからです。
筋肉をつけるためには、足の指を動かす必要があります。
足の指で物をつかんだり、足指じゃんけん、足の指を使ったタオルの綱引きなどをおすすめします。
 偏平足の治療には、個々の患者さんの足底の状態にマッチした、インソール(中敷き)を使用するという方法も有効です。
インソールで足底の衝撃を吸収することによっても治療の効果を期待することができます。
インソールで疲労を除去したり、筋力強化を図るなどして、足裏のアーチ構造を蘇生・回復させることが治療法となります。
 保存療法を行なっても、まったく症状の改善が見られない場合には、最終的に整形外科手術が検討されるようになります。
手術はあくまでもすべての療法を検討・実践しても効果が見られない最終手段となります。
手術を要するケースの大半は、足底の骨格そのものの異常の場合が多くなります。

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