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偏平足の症状とサンダルやスリッパで矯正する際の心得

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偏平足は足の裏にある土踏まずの部分に脂肪が蓄積され、凹みが形成されていない状態を指します。
人の体は成長に伴い様々な器官が形成されますが、土踏まずは乳児には存在せず、平均して10歳程度で脂肪が取り除かれて特有の凹みが作られます。
しかし、個人の体質や遺伝によっては土踏まずが形成されずに偏平足の状態になってしまうことがあります。
土踏まずは歩行の際に足に伝わる衝撃を緩和する作用がありますが、偏平足によって凹みが無い状態の足は衝撃が殆ど緩和されないため疲労が溜まりやすい傾向があります。
特に長距離の歩行は疲労だけではなく痛みを伴う可能性もあるので、生活に支障が及ぶ場合は速やかに適切な治療を行う必要があります。
偏平足の治療は土踏まずに溜まった脂肪を取り除くのが効果的ですが、通常はサンダルやスリッパなどの履き物を継続して使うことで足の形状を徐々に矯正させる方法が実施されます。
履き物による矯正は体への負担が少なく、手術痕や肌の色素沈着などのトラブルが生じないのが利点です。

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サンダルやスリッパを履いて行う土踏まずの矯正は効果が表れるまで時間がかかることから根気強く続ける必要があります。
特に子供の土踏まずを矯正する場合は成長による足のサイズの拡大に対処できるように、複数の履き物を用意することが大切です。
サイズが合わない履き物を使い続けると巻き爪や指の変形などの重大なトラブルに見舞われるリスクが増大するので、必ず足に合致したサンダルやスリッパを履くように心がけます。
偏平足の矯正は個人の体質によって効果に差がありますが、足の裏の脂肪は履き物の形状に影響されるので時間をかけることで改善することが可能です。
その一方で歩行数が少なく、履き物を使用しない生活を続けると誰でも土踏まずに脂肪が溜まって偏平足になってしまう可能性があるので、生活習慣の問題点を見直して体の具合を良好に保つように気を配ることが大切です。
また、脂肪分が多い食品を過剰に摂取することも土踏まずへの悪影響に繋がるので注意が必要です。

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