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偏平足用サポーターは薬局で入手可能

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通常、人間の足の裏はつま先部分とかかとの部分が低く、中間にある土踏まずの部分がアーチ状に湾曲しています。
そしてこのアーチが一種のばねの役割を果たすことで、歩いたり走ったりする際の衝撃を吸収するような構造になっています。
ところが人によってはこの土踏まずの部分が平らになっていて、まっすぐ立つと足の裏全体がべったりと接地するようになっている場合があります。
これを偏平足といいます。
偏平足ができるのには先天的な要因と後天的な要因の2つがあります。
赤ちゃんの頃は誰でも足の裏が真っ平らなのですが、成長するにしたがって自然と土踏まずが形成されていきます。
しかし中には骨格などに問題があって平らなまま大きくなってしまうことがあります。
また、もともと正常な足の裏を持っていたが、筋力の低下などによって土踏まずが下がってきてしまい、徐々に偏平になっていく人もいます。
特に骨折や靭帯の損傷などによって長期間足を動かせなかった後になるケースが目立ちます。

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偏平足は必ずしも病気というわけではありません。
しかし足の裏の衝撃吸収力が通常より弱いことは確かで、放置しておくと足が疲れやすかったり、転倒しやすかったりといった日常生活上の支障が発生することがあります。
偏平足を改善するにはさまざまな方法がありますが、先天的な骨格異常などを原因とする場合は外科手術が必要になることがあります。
ただしたいていのケースはトレーニングやマッサージなどによって足の裏の筋力を強化することで改善が期待できます。
薬局などでは偏平足を矯正するためのさまざまなグッズも販売されています。
よく知られているのはサポーターで、全国の薬局やインターネット薬局などで入手可能です。
サポーターはインソールとも呼ばれ、靴をはいて外出する時に利用することを想定して作られています。
このサポーターはつま先とかかとの部分が大きく開いた靴下のような形状をしていて、土踏まずに当たる部分にパッドが取り付けられています。
これによって衝撃を吸収して足の故障を予防するとともに、土踏まずを刺激して筋力を強化するのです。

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